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ソレは、そっと降り積もる・・・。
第4章  復讐の道具ですか?
  


 タオルには、血がついていた。


「えっ、嘘・・・・・・」


 指先で鼻の下を触るとヌルッとした感触があった。指を見てみると血がついていた。


「あ・・・・・・」


 いま起きている全てが〝現実なのだと〟思い知った。


「珱月さまっ!!」


 マリーの声で意識を手放した。


「ロイさま!!来て下さい、ロイさまっ!!」


 マリーは、珱月の身体を支えながら声を上げた。


 》 》 *


 底辺の生活は、やっぱり大変。色々なことを我慢して生きなければいけない。
 お金があったらきっと〝自由に羽ばたける〟ってずっと思ってきた。だから色町なんかで下働きをしていた。

 学校が終わってすぐに出勤。そしてお部屋や施設内の掃除をする。予約の電話番もする。
 お泊まりでないお客さんが居るので水分やお酒を補充して綺麗なシーツとタオルに交換しておく。


  
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