この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
不器用な夫
第9章 精液



やたらとピンク色な部屋。

巨大なピンク色のベッドに座る僕の隣には僕の髪を撫でる清太郎さんが座ってる。

正面には巨大モニター。


「少し退屈かもしれないが君の好みを知る為に必要だと思われる映像を観て貰う。」


清太郎さんがリモコンを使うと部屋の灯りが薄暗くなり柔らかな光へと変化する。

ピンクに攻撃を受けた目の痛みが消えると同時にモニター画面にはとんでもないものが映し出される。


「清太郎さんっ!?」

「シーッ…、直ぐに終わるから…。」


清太郎さんが僕の肩を引き寄せる。

僕は清太郎さんに甘えるような姿勢でモニター画面を観る事になる。

それは間違いなく女性の陰部の映像だった。

その陰部を女性の手がゆっくりと開く。

くぱぁっと開かれた陰部の映像。

女性の指先がその開かれた場所をまさぐり出す。

オナニーの映像だ。

押し広げるヒダが作り出す筋の山の頂点を円を描く指先が撫で回すという映像…。


「あぁ…、あぁ…。」


女性の吐息が聞こえる。

蜜壷からは溢れた蜜が流れ落ちる。

女性はその蜜を指先で拭い味見するように自分の指を舐める。

チロチロといやらしく動く舌。

そしてその濡れた指を自分の蜜壷へと収めていく。

ズボズボと出し挿れされる指。

もう片方の手はやはり開かれたヒダの山の頂点だけを撫で回す。


「ああ、いい…。」


女性が声を上げる。

指先の動きや出し挿れされる手の動きが激しくなる。

女性が歓喜の声を上げ全身を仰け反らせる。

達したのだと知らしめるように映像は女性の痙攣する陰部をアップにして映す。

僅か10分程度の映像だった。

そこで画面が切り替わる。

さっきとは違う別の女性が今度は男性と交合いを見せる映像だ。

わざわざ京都の藤原家に来て、何故僕はこんな映像を観てるのだろう?

そう思い清太郎さんの顔を見上げる。

清太郎さんはニコリと笑顔だけを見せ、僕の頭にキスを落とす。


「くだらなくてつまらないだろうがもう少しだけ我慢をして欲しい。」


清太郎さんがそう望むから大人しく映像を観る。


/416ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ