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奴隷オークション
第16章 宏美公開調教その2
「なんだ尻叩かれるの気持ちいいか?」
「あっ。うっ。はいっ。気持ちいいというより嬉しいです。こうして鞭で叩かれることに憧れていたから。」
「そうか。」と言うと今度は背中に鞭を振る。
「うっ。」臀部とは違い痛みが全身を襲う。
「今度は多少痛かったようだな。」と言うと続け様に鞭を振る隆二。
流石の宏美も叩かれる苦痛に顔が歪む。
そして爪先立ちしていられなくなり腕に激痛が走る。
「うっ。うっ。」呻き続ける宏美。
やがて背中は薄っすら赤くなってきた。
ひとしきり鞭で叩いた隆二は一休みとばかり叩くのやめた。
宏美はハァハァ荒い息遣いでなんとか爪先立ちを維持していた。
鞭で叩かれた背中がむず痒く感じる。
「背中痒くなったか。」隆二は宏美の背中を撫でた。
「あっ。痒い。」
「どうだ?憧れていた鞭打ちの味は?」
「はい。思っていたより大変です。」足がプルプル震えている。
「こんなもんじゃないから覚悟しておけ。」
「はい。思う存分叩いて下さい。」
「覚悟は出来てるようだな。」と言いながら宏美の前にまわると乳首にさっき外した木製の洗濯バサミをまたつけた。
「うっ。」苦悶の表情を見せる宏美。
そして今度は正面から腹部から胸を鞭で叩き始めた。
「あーっ。」流石の宏美も大きな声を上げる。
さっきまでは隆二が鞭を振る姿が見えなかった。
今ははっきり見える。
鞭が空気を切り裂く音もよく聞こえた。
その姿や音が宏美に感じさせる苦痛を倍加させた。
爪先立ちを維持するのもままならない。
「あーっ。」私は鞭で叩かれているんだ。
さっきまでは隆二の姿が見えていなくて実感がイマイチだったが今は違う。
これこそ私が求めていた苦痛なんだと宏美は思った。
そしてその苦痛が心地よくなってきていることに宏美は私は本当のマゾなんだと強く感じていた。
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