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第62章 ヤリマンのどこがいけないの？

「サセマンとヤリマンは大違いなんですけど！」



そう思いますよ、でも、それが分からない人もけっこういるってことじゃないですか



「いちいち説明してらんない」



する必要ないですしね



「自分からはやろうとしないくせに人がやると文句いうって」



自信ないんじゃないんですかね、やってダメだったらヘコむとか



「自分のせいじゃん」



それが最後の砦って人もいっぱいいるんですよ、知ってるでしょ



「それがすべて、とかヤバい気がすんだけど」



そういう人もいるみたいです、わりと



「あー、しんどいわ」



そう思いますよ



「そういう点ではあんたと話すのは楽だわ」



そりゃどうも



「必死なくせにオープンに話すの避けるとか、前進できないよね」



そういう話題なんですよ



「あー、どうすりゃいいの」



わかってたらこんなにモメませんて



「はあ」



はいはい、パンダのとこ拭いてください



「ぐずっぐずっ」



ここまで晒すわりになんで僕とはやらないんです？



「あんたとやったら終わる気がする」



なにが？



「ヤリマンとしての私が」