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劣情ストーリーテラー
第12章 「やらせて」と言われたい
ねえ



なんで、私はやりたいって言われないのかな



男の人ってクチを開けばやりたいって言ってくるんでしょ



誰にでも言うんでしょ



なんで私には言わないのかな



サシで飲みにいって、お互いにイイ感じに酔ってるなあって思ってても、何も言われないで電車に乗せられちゃうの



映画を見に行って、帰りのクルマでも指一本ふれてこないの



私だってやりたいときはあるのに



この人いいなあって思う人となら全然やるのに



もっとあからさまにサイン出さないとダメなのかしら



私とやっても楽しくなさそうなのかしら



アナがあれば誰でもいいって人だっているって言うのに



そりゃ、私は誰でもいいってわけじゃないけど



「なんでか知りたい?」







分かるの?



「それはね、あなたがちょー美人でエロい体してて、帰国子女で英語がペラペラで外資で働いてて給料すごくよくて、法律にすごく詳しくて、誰にでも分け隔てなく接するからよ」



それがやれないこととどんな関係があるのよ



「なにを言ってもセクハラにされそうで怖いって思われてるのよ」



そんな、ジョークとハラスメントの違いくらい察せられるのに



「そういうところじゃない?男は少し回転が足らないくらいの女の方が都合いいって思ってるんじゃない?」



納得いかない



「体だけでいいってマンコ営業できるほど器用じゃないものね、あなた。でも、あなたのそういうところ好きよ」



あなたに好かれても仕方ないのよね









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