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劣情ストーリーテラー
第18章 気が散るから黙って


「あんたんとこの彼氏さ」



うん



「やってるとき、うるさくない?」



え?



「うちのがさ、よくしゃべるっつうか、うるさいんだよね」



ちょっと待って



「いつもこうなの、じゃあいれるね?ここ、ああヌルヌル、はいっちゃうね、ああヌプヌプって、気持ちいい、根っこまではいっちゃった、あったかーい、気持ちいい…みたいな」



「ね、動くよ、ちょっとづつね、あ、でも気持ちいいからすぐいっぱい動いちゃう、あーすごい、ヌルヌル、気持ちいい、ちゅーしよ、ちゅーしたまま腰ふりたい……とかさ」



「あ、乳首すいたい、吸っちゃう、コリコリで気持ちいい、クチ気持ちいい、動きながら吸うの気持ちいい……とか意味わかんないよね」



「ああ、すごい、いい、いやらしい、ハレンチだよ、ハレンチ、そんなになっちゃうの、ハレンチ、すごい、たまんない、やばい……みたいに言われても困るじゃん?」



「でね、盛り上がってくるといつもこう、ああ、すき、すき、気持ちいい、すきすき、すき、セックスすき、気持ちいい、まんこすき、すき、このまんこ気持ちいい、このまんこ好き、どう?すき?オレはすき、すきだよ………とか言い出してさ」



(これまだ続くのかしら)



「最後までこうなの…ああ、いく、いく、いきそう、もうダメ、ごめんね、いっちゃう、ごめんね、ごめんね、でも気持ちいい、すごく気持ちいい、いく、いく、ごめんいく、ごめん、いく、いくいくいく、いく………ごめんね……みたいな感じなのよ、いつも」



「はあ、他の人はどうなのかしら?」



「ん?どうしたの?」



あんた言ってて恥ずかしくないの?









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