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若様の性長日記!・3
第3章 由香里とのプレイ
「それって…さっきみたいに痛いですか?」




「ううん。今度は痛くないから」




…と言うことは、さっきのマッサージは痛いことを分かった上で黙っていたんだな?




……やっぱりウチの社員で、梢さんの親友だけはあるな。




妙なところで感心してしまう。




「じゃあとりあえず、背中からいきましょうか」


「はい…」




オレは脱力し、体の力を抜いた。




―十分後。




「はぁ…」




心地良いため息が、口から出る。




確かにオイルマッサージは気持ち良かった。




強制的にほぐされた体が、今度は優しく丁寧に整えられていく。




オイルはラベルにバラの花が描かれている通り、バラの匂いがした。




肌に付くと意外とサラッとした感じで、それが由香里さんの柔らかな手で伸ばされていくのが、とても気持ち良い。




さっきまで火照っていた体の熱も、今はじんわり温かい。




―だからオレは油断していた。




由香里さんはマッサージを背中と首筋から始め、腕を一本ずつ丁寧に揉んでいく。




そして腰に足も、指先まで余す所なく揉んでくれた。




「はい、じゃあ後ろはお終い。今度は仰向けになってくれる?」




「あっ、はい」




あまりの気持ち良さに、夢見心地になっていたオレは何も考えずに仰向けになった。




「アラ」




しかし由香里さんの眼が丸くなる。




オレは彼女の視線の先をたどり…。




「うわっ!? すっすみません!」




慌てて股間を押さえた。




「あっ、別に良いのよ。全身マッサージをすると血の流れが良くなって、そうなるのは自然なことだから」


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