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今夜、妻が犯されます
第5章 本性
私は大沢絵梨花と会っていた。

絵梨花は佐伯からの誘いを断って、私と会っていたのだ。

居酒屋で軽く飲んで、当然のようにホテルへ連れ込んだ。

今日はビジネスホテルではなく、いわゆるラブホに連れてきてやった。

最初、絵梨花は見た事もない豪華で派手な室内に驚いていたが、やがて借りてきた猫のように大人しくソファに腰を下ろしたのだった。

私は隣に座りながら、酔い覚ましのコーヒーを彼女に渡した。

「ありがとうございます」

絵梨花は殊勝にも私に礼を言ってカップを受け取ったのだった。

「こんな所に連れて来た私を嫌いになったかな?」

「いいえ・・」

絵梨花は顔を振った。

「私は君の大勢のファンに恨まれても、やっと手に入れた宝物を大事にしていきたいと思ってる」

そう言って絵梨花にキスをしようとした。

するとクルッとこちらを向いた絵梨花が自分から唇を重ねて来たのだ。

これには驚いたが、私はそのまま絵梨花とキスを交わし、彼女の胸に手を持っていったのだった。









「ああ・・あっ、あっ・・あん・・ああん・・」

ベッドに寝そべった私に跨るようにして、絵梨花がぎこちなく腰をくねらせていた。

感無量だった。

こんな美女に腰を振らせているこの状況が夢のようだった。

今でも信じられない思いだった。

だが、これは紛れもない現実だった。

絵梨花は最初の内は苦痛を訴えていたが、何時しか、快感を覚えるようになっていた。

これからが楽しみだった。



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