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鳥籠
第4章 chapter 4 終わりを始めた日
ギィッ........ 

「いらっしゃいませ」

重い扉の向こうに、華やかなバーと極彩色に煌めく酒瓶、そして穏やかで低いバーテンダーの声が迎えてくれた。

「フクトメさま、これはお久しぶりでございます。」

OL時代、息子ができるまで仕事帰りに通ったバー。

値は張るが、確かな一杯と緩やかに流れる大人の時間はお気に入りだった。

「お久しぶりです。覚えててもらえるなんてびっくり!」

「いえいえ、確か...8年ほど前ですか?最後にいらっしゃったのは」


そうだ、8年前生理が遅れて、9日目、疑うには早いとも思ったけど、産婦人科を翌日に予約した日だった。



「......いつもの....でよろしいですか?」

「いいえ、少し冒険しようかと思ってるんです」




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