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鳥籠
第2章 chapter 2 美麗に座る
「ここは.....でも....」

小学生になったばかりの息子の部屋からなにやら拙い教鞭の声が聞こえる。
 
 同じマンションの棟に住むタキヤさん。その息子スグル君は今年高校生になったばかり。将来は早くから数学の教師になると宣言しており、小学生相手で意味があるのか、最近は息子に算数等を教えに来てくれる。

「タキヤ君、お茶が入ったから休憩しましょう?」

透き通るような、白く薄い肌、幼い頃から変わらない茶色い髪、パチッっと弾ける音の鳴りそうなまつ毛に隠れる大きな目。マンション内の奥様みんなの期待の通り、美少年に育ってくれた。

「ちょうど健也君も疲れたようなので...いただきます。」

椅子に座っているのもやっとな小学一年生の息子を見事に御しきるその姿はむしろ、保父さんの才能の方があるように思わせる。物腰穏やかで、目を閉じながらよく笑う、美しさが勝る無垢。

「っと..その前にお手洗い!お借りしてもいいですか?」

どのみちあのブレザーの、あの美少年の中にも雄が眠っているのなら、私もあの子に教えてあげたい...と淫らな妄想はたまに脳内にずっと居座ることもある。
 
 
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