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MILK&honey
第22章 いつ、どこで、どんな風に出会っても、

「るりちゃんっ?!なんで、ガーターっ……」

 るりちゃんの脚を包んで居たのは、ストッキングだった。
 でも、そのストッキングの長さは、太腿までで。一番上は、オレンジ色の華奢なガーターで留めてあっ……ふぐぅうぅっ!!!!

「あっ!!」

 るりちゃんは、慌ててスカートの捲れを直して、俺の手の上に被せて来た。

「見ちゃ、だめっ!!」

「……ごめん……もう」

 もう見ちゃった。オレンジのガーターと、その奥のピンクのレースのぱんつ……
 ぱんつ、ブラジャーと、お揃いだったね?……ぐはぁっ……!!

「なんで……なんで、ガーター?」

 まさかっ……俺が付き合ってるって思った女に、対抗したの?
 
「下着のお店で、勧められてっ……」

 うん、そーだよね!
 ガーターに焼き餅なんか、焼く訳ねーよね!!

「大学生になるなら、ブラだけじゃなく大人の下着も挑戦してみたら?って……パンストは体に良くないのよ、ガーターはちゃんと意味が有ってこの形なの、って……」

 その下着屋さん、もしかして、神……?
 ありがとう……夢を、ありがとう……!!
 感動してたら、るりちゃんはぼそっと呟いた。

「どうしようかと思ったんだけど……紫のガーターに、負けたくないなって……きゃっ!?」

「こんのっ……どうっ……」

「あ!あっ、だめっ」

 この、無自覚に人を煽りまくる子、どうすれば良いですか……?

 妬いたのかよ!
 人間にじゃなく、ガーターに妬いたのかよ!!
 可愛すぎて、どうしてくれよう……!!

「ごめんっ……も、無理っ……嫌なら、蹴飛ばして……」

 おっぱいにキスして揉んで、ガーターを撫で回して、ぱんつの縁を探る。下着屋さんのご指導のお陰か、ちゃんと、ぱんつはガーターの上に乗っている。華奢なレースの縁から、ゆっくり指を滑り込ませると。
 柔らかく慎ましい巻き毛が、誘う様に指に絡んで来た。
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