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第22章 いつ、どこで、どんな風に出会っても、

「姫ちゃんに一生恨まれっし、続きは、また今度ねー？」

　エロい時間はおしまい、という気持ちを込めて、頭を撫でる。

「んっ」

「卒業式はにこにこ出席して欲しいしな！」

「ん……」

　最後に頬っぺにちゅっ、位は許されるよな？

「じゃ、飯食うか！！」

「んぁ……」

「……るりちゃん……どうしたの？」

　なんで、さっきからいちいちエロい声でお返事して来るの？！
　るりちゃんは俺にぺたんとくっついて来た。

「もうおしまいって、分かってるんだけど、むずむずして……さっきから、服とか擦れるとぞくっとして……かーさんに触られると、びくってなって……力、入らない……」

「あー……」

　ムラムラが溜まったまんまって事だな。
　俺のせいでんな事になってんのが、内心ものすんげー嬉しんだけど、なんとかしなきゃいけねーな。

「ごめん。中途半端に気持ち良くなったせいかも……」

「ちゅうとはんぱ？」

　はぁっと溜め息混じりに呟くるりちゃんの髪にキスをしながら、うーん、と考えた。

「……イッたら治っかもだから、イッてみる？」

　むずむずの責任は、取んないとね。
　俺の提案に、るりちゃんは少しためらってるみたいだった。