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第2章 人妻緊縛倶楽部　5－

5

　二人で人妻緊縛倶楽部の見学をしてからひと月が経った。

あたしは健人の興奮が掻き立てられるように

セクシーな下着を次々に購入し挑発した。

健人にお願いをしてアナルを責めるプレイにチャレンジして見たし、

ディルドからバイブまで使っての二穴責めにも挑戦し、

あたしを縛ってのアナルセックスも試みて見た。

今までのセックスから比べると

はるかに快感の強い刺激に満足はするのだが、

それなりの快感と興奮は得られても

人妻緊縛倶楽部で見知らぬ男たちに

秘芯を嬲られた快感には及ばなかった。

　健人もあたしが他人の愛撫に体を打ち震わせて

むせび泣くような喘ぎ声を出すシーンが忘れられなくなっていた。

「たまにレストランでゆっくり食事をしようか？」

　出口のない迷路で隠されている秘密の扉を

探すのに精神をすり減らしていたところに、