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依存
第4章 お腹が疼く



受験する。

高校は源心とよく話し合って決めた。


「高校を出たら早苗は自由になれる。その時は全面的に俺が協力してやるから大学に行くつもりでしっかりと勉強しろ。」


源心が何度も同じ事を言う。

高校を出たら私は自由になれる。

それはママの家を出ても自由意思だと言えるという意味らしい。

それまでは私が源心と暮らしたいと言っても、源心と結婚したいと言ってもママが拒否すれば全てが白紙にされると源心が言う。

高校さえ出れば私にママの許可が要らなくなる。

それが初めて私の自由だと源心が言う。


「高校を出たら私と結婚してくれるの?」

「早苗が望むなら…。」


源心が寂しく笑う。

源心は私と結婚まではしたくないのだろうか?

私と源心の歳の差は18…。

いつまで経っても源心は私を子供扱いする。


「お風呂に入れてやろうか?」


ニヤニヤと笑って源心が言う。


「1人で入れるもん…。」

「1人にしたくない。」


源心がキスをしながら私の服を脱がせる。


「早苗…、愛してる…。」


おっぱいを揉んで源心が言う。

愛してるくせに本物のSEXはしてくれないでしょ?

反抗期…。

冷ややかに源心を見てしまう。


「早苗は俺みたいなおじさんは嫌か?」


哀しみを浮かべる源心が嫌いだ。


「源心はおじさんじゃないよ。」

「おじさんだ。女子高生に興奮するエロ親父って奴になった。」


源心のくだらない冗談にイライラする。


「ねえ、私って一体、源心の何?源心は私に何をさせたいの?」

「何って…。」

「私は源心を愛してる…。本気で源心を愛してる。だから源心と結婚もしたいし、今すぐに源心に本当のSEXをして欲しいの。」


キレて私の気持ちを一方的に源心にぶつける。


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