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新体操顧問の秘密のレッスン
第36章 オフ会2

茜の店からのスタッフは宮内を入れて5人来ていてそれぞれにドリンクやら一口大のサンドイッチをトレーに乗せてボーイをしているので会員達の異様な姿を当然、見ている。宮内は今回が初めてだったのでその光景に戸惑いながらも仕事をしていた。そんな宮内に仲間が「宮内お前、ツイてるな。あの三人と初参加が同じなんて…」と言うと更に「後で皆で交代しながら見に行こう」と言うので宮内は「あっ、はい…」と仲間に返事をすると仲間は宮内から離れて行く。すると別の仲間が宮内に「お前はあの二人だと翔子ちゃんだろう?」と言って来たので宮内は『あっ…そうだけど、俺はゲイではないよッ』とその仲間に慌てて言うと仲間は「わかっているって。あの娘を見ているとそうじゃあ無くてもそんな気になるからな」と言って更に「俺だってリオさんが来る迄は翔子ちゃんだったし…」と言って宮内に「宮内は顔がイイから女装しても案外、可愛い感じでイケそうなんだけどな」と言って宮内から離れて行く。宮内は別の仲間に空になったトレーを渡し『ごめん、ちょっとトイレ…』と伝えるとトイレに行くと洗面所の鏡で自分を見つめる。宮内はその自分の女顔に少しコンプレックスがあったが先ほどの仲間の言葉で少しだけコンプレックスが無くなっていた。そして鏡に映る自分を見て宮内はある事を決めると会場の更衣室に向かった。更衣室には店の商品がいくつかありその場で購入出来たので宮内はその中から茶髪のセミロングのウィッグを購入すると頭に被る。すると一人の女性が入って来たので宮内がそれに気づくと慌ててウィッグを外すので女性が「あら、ごめんなさい。でもそんなに慌てなくてもいいわよ。似合っていたしね店員さん」と宮内の格好から宮内が店員であるのがわかっているので女性がそう言う。そして宮内が戸惑っていたので女性は『せっかくだからメイクをしてあげるからそれを着けて行ったら?』と宮内のウィッグを指差した。宮内が「あっ…、これは…」と返事に戸惑うと女性は自分のメイクを直していくので宮内はそれを見ていると女性が『ほら、そんなに見ているのはメイクが気になるからでしょう?』と笑って言って『教えてあげるから来なさい』と宮内を呼ぶと宮内は無意識に女性に近寄っていたので女性が『フフ、可愛い顔をしているからそんなにメイクをする必要はないわね』と宮内に言って宮内にメイクの仕方を教えながらメイクをして行く。

