この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
歳下の悪魔
第4章  目論見(もくろみ)


「ゆっくり、挿れてあげるからね……」
「嫌っ、ヤだぁっ。あっ……」
 抵抗することも出来ない。
 バイブが、ゆっくりと挿ってきた。
「あんっ」
 和真とは泥酔していて記憶がないから、最後に中に挿れたのは二ヶ月以上振り。でもそれは元彼の性器で、こんな物じゃない。
「はぁっ、んんっ」
 太い物が進むほど、感じていた。感触は、人間の性器と変わらない。
「気持ちイイだろう?」
「あぁっ」
 奥まで挿いると、クリトリスにも刺激を感じた。外側に、突起があるらしい。それが、クリトリスに当たる。
「はぅっ、あんっ」
「イイだろう? だから言ったろう?」
 悔しいが、完全に私の負け。体はこの異物を、快感と捉えてしまった。
「抜き挿ししてあげるよ」
「あぁんっ」
 言葉通り抜き挿しされ、目を閉じるとセックスをしているよう。辱められている相手が誰なのかさえ、分からなくなっていた。
「あんっ、はぁっ」
 本当に、セックスでのグラインドと変わらない。
「グチュグチュいってるよ。そんなに、飢えてたんだあ?」
 自分にも、その音が聞える。気分を煽るような、いやらしい音。
 抜き挿しが速くなり、メチャクチャに腰を振っていた。
「あぁっ、はんっ」
「まだイっちゃダメだよ。本番は、これからだからね?」
 和真の声が聞こえるから、彼とセックスしているようだ。もうそれでもいい。そう思うくらい、思考回路は麻痺している。
「あっ……」
 一番深い場所で止まると、カチッという音が聞えた。
「あっ、あぁんっ」
 今度は中でグニグニと動く。そんなことは、人間の性器ではあり得ない。
 何度も、奥を先端に擦られる。クリトリスに当たる部分は、振動していた。
「待ってね……」
 和真は余っていた縄で、器用にバイブを挿れたままの位置で止める。
「どう? 気持ちイイだろう?」
 耳元で声が聞こえ、それにもゾクゾクとしてしまう。
「はぁっ、あんっ、んんっ」
 初めての刺激に、飲み込まれて行く。
 セックスなのか、そうでないのかも分からない。ただ気持ち悦いだけ。
「ヤっ、あぁっ、はうんっ」
「イってもいいよ?」
 その言葉を、待っていたよう。
 限界が近いのに、我慢していた。和真の許しが出るまで。



/131ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ