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第21章 潮噴

既に、快楽の限界を越えていた まさみ。
それでも、最後の気力を振り絞って、必死に秘腔を締めて蜜が溢れ出るのを、辛うじて防いでいる まさみ。
(だ、駄目っ・・お漏らしするの、晢にバレたら・・)

独り寝の寂しいベッド・・
TVで観た時代劇のシーンが蘇る、敵に捕まり拷問を受ける女忍者、TVとは思えぬ淫らな描写、若手女優の愛らしい顔が苦悶に歪む、そして責めが性的なものに変わる、今度は快楽に悶える女優・・

自然にショーツに指を潜らせる まさみ・・
女優に自らを重ねたのか？ いつに無く激しい指遣いに、あっという間に昇り詰めそうになる まさみ。
もっと愉しもうと、懸命にアクメを堪える まさみ・・

と、その時・・
まさみの身体の奥底に襲いかかる、熱い痺れ。
(な、何なのぉ？ あんっ、あ、熱いぃぃ・・も、漏れそうっ・・)
「く、く、くぅぅ・・」

慌てて、性器から指を離す まさみ・・
電気を灯して、そっと股間を見遣る。
(えっ・・い、いやぁぁぁ・・オシッコ、も、漏らしたのっ？)

まだ性的に未熟だった まさみ・・
普段のオナニーとは異なる、半濁した愛液に愕然とし、太腿まで垂れた淫蜜の匂いを恐る恐る嗅ぐ まさみ・・
(うぅぅ・・す、酸っぱいっ・・何でぇ・・)