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幸せの頂点
第2章 栄転



農家直販の朝市スタイルの特設というフレーズにお客様が一気に集中してくれるのが開店時間。

新しい商品は出来るだけわかりやすく調理法の例をお客様に説明をする。


「本日のおすすめになってる水菜は生でも青臭さがなくとても甘味のある水菜ですよ。」

「サラダにも使える?」

「こちらのフルーツトマトを刻んで一緒に和えるだけでも味わいは充分なくらいなので余計なドレッシングの追加は必要ありません。」


食材本来の味が楽しめる野菜だけを厳選した特設売り場を私は切り盛りする。

昨今の健康食ブームに乗った特設はうちの百貨店での一番人気にまで登り詰めた。

一般のスーパーの倍以上の値段はする野菜達。

ただし、糖度や水分、繊維や栄養なども2倍以上。

欲しいと望む顧客は朝一番に並んででも買いに来てくれるレベルの商品を取り扱う。

お客様の満足そうな笑顔を見るたびに自分が間違ってなかったと安心する。

午前中だけでかなりの商品が売れた。

次は夕方前が売り場が戦争になる。

在庫の確認などで一度、店の裏側になるバックヤードへと引き下がる。


「阿久津さん…。」


バックヤードに入るなりフロアマネージャーに呼び止められた。


「はい!」


この仕事で、すぐ様にマネージャーの話を聞く体制を取る癖が付いた。

お客様からのクレームなどがあればいち早く対応しなければならない。

前のバイヤーはクレームが多かったと聞いてる。

私もクレームが付けば私の売り場を失くす事になる。


「ここだけの話ね。」


マネージャーが声を潜めるからドキドキする。

百貨店というブランドを常に意識しろと教わってここまで来た。


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