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第6章 優しい人

恵理ちゃんが座る椅子の背もたれに手を掛け、


「恵理ちゃんライン交換しない？？早いかな？」


そう言うと、恵理ちゃんは一瞬考え込み・・・・。


黙る(笑)


「あーーー早かったねッ・・・(笑)ごめんごめん！！いや、気にしないでッ・・・・」


ってぇ～・・・お前あからさまに焦るなって・・・って？？？？(笑)



恵理ちゃんは自分の携帯をポケットから出し・・・・。


「私～・・・・」


？？？？？？？？


何？？？？


実はレズなんです。


とかじゃないよね？？？(笑)


恵理ちゃんは俺を見つめ・・・・。


「私ね・・・携帯を換えたばかりで・・・・」


？？？？？？？？


「でも・・それには事情があって・・・今は本当に必要な場合にしか連絡先を教えられないんです・・・・」


・・・・・・・・。


「ごめんなさい・・・・」