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碧の島
第1章 全てが変わった日




恵理side


事務所・・・と呼ばれていたその小さな部屋を出ると・・・。

そこは島のフェリーターミナル。



お土産屋さんや乗船券売り場などが目の前に広がった。


私・・・。


来たんだ・・・。


ここに・・・。


そこまで大きくはないターミナルを見渡していると・・・・。


「荷物重くない???俺一緒に行って運ぼうか?」


・・・・・・。


さっきまで一緒に話をしていた航さんがそう言って私の横に立った。


「あ、大丈夫です(笑)御親切にどうもありがとう・・・・」


いきなり迷惑をかけた上に・・・荷物まで持ってもらうなんて・・・。


私はスーツケースを引きまた振り返って航さんに会釈。


航さんはニッコリ笑って手を振ってくれた。




さて・・・。


ポケットから出した一枚の紙。


ここに行くには~・・・。


全く土地勘がない私は・・・。


紙に書いてある管理人の上地さんの居所を携帯ナビで・・・・って・・・。


???????


あれ????


ここって・・・。


直ぐ・・・。


裏ッ??????







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