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第15章 親友が残した言葉

信太side


あっれぇ～？？？？


アイツ何処行ったんだ？？？


いつも通り恵理ちゃんとこかと思ったら車ねぇし～・・・・。


家に来たら家にも車はない。



龍平に貸す約束をしていた本を持って龍平の家の周りをウロウロ・・・・。


その時・・・。


あ・・・遠くから走ってくる龍平の車。


何だよ、何処行ってたんだ？？？？


・・・・・・。


まぁいーや、・・・帰って来たなら玄関に本置いておこうか～・・・。


また家の中に入り玄関に本を置くと・・・。


「やっぱり港に送るよ・・・なんかやっぱ気が乗らない・・・・」


外で聞こえるそんな声。


？？？？？？？


誰かといるのか？？？


慌てて龍平の家の中に靴を持って隠れると・・・・。


バンッ・・とドアが開き・・・。


「何で？？？だってさっき気持ちよさそうにしてたじゃんッ・・・・」


？？？？？？？


「イヤイヤ、・・・そりゃ本能でそうなるでしょ？？(笑)ちょっとシャワー浴びてくるから車で待ってて！！」


はいっ？！



キッチンの陰から玄関の方を見ると・・・・。


見た事ない・・まぁ～・・東京の子って感じの女が立ってた。