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碧の島
第28章 一生のお願い





桜ちゃんを本島に送り届けたのは夜の22時半過ぎ・・・・。


桜ちゃんはまたその辺のホテルに泊まって朝飛行機で何処かに行くとそう言った・・・・。



・・・・・・・。


何ですんなりと彼女を本島に送ったかって????


・・・・・・。


俺は直ぐにまた船を出し島に向かった・・・・。


今の彼女は・・・多分・・・・。


こうでもしないと、怖くて仕方がないんだとそう思ったからだ・・・・。


俊也に何かあったら・・・自分が島に居る事で島に危ない人間が来るのではないか・・・・きっとそう思って直ぐにでも島を出たかった。


きっとそうだ。


でも一人になんかさせるはずない。



あのバカ・・・・。



睡眠導入剤なんてまんまと飲まされやがって!!!!!ったく!!!!!



猛スピードで島に戻り、



あーーーー・・・・早朝から漁に出ねーとなのに!!!!!



もう明日は休んでやるッ!!!!!!



漁港に着くとまた車に乗り換え・・・・俺は直ぐに・・・・・。



長屋の桜ちゃんの家に向かった・・・・・。



何で?????



・・・・・・・。



あのバカを叩き起こすためだッ!!!!!!!!







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