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碧の島
第28章 一生のお願い



「桜が出て行ったの全く気付かなかった・・・・・」


俺がそう言って財布とアイコスを持つと・・・・。


龍平は笑って・・・・。


「睡眠導入剤(笑)・・・・俊也さんに飲ませたって~・・・・」


はっ?!


龍平はケタケタ笑って・・・・。


「俊也・・・・彼女の前では無防備なんだな・・・・(笑)」


・・・・・・・ッ?!//////////////


上着を羽織って・・・・。


「早く行くぞ・・・てかお前は来なくていい・・・俺一人で行ける・・・・」


そう言って玄関に向かうと・・・・。


龍平は俺の後についてきて・・・・・。


「眠くてふらつくだろ?(笑)事故でも起こしてお前が死んだらー・・・桜ちゃんに恨まれる・・・・」


・・・・・・・(笑)


「とりあえず操縦頼むわ・・・マジ眠い・・・・」



そう言って二人で家を出た・・・・。


龍平は港まで歩く途中・・・俺に・・・・。


「さっき桜ちゃんが俺の家に来た時~・・・・彼女を寝室に連れ込んだ・・・・」


・・・・・・・ッ?!


焦って龍平を見ると、龍平は笑って・・・・。


「何もしてない・・・ただ一緒に布団の中で横になっただけ(笑)・・・誤解するな・・・・」


・・・・・・・・。



「でも・・・・」



・・・・・・・。



「これできっと・・・犯人が動き出す・・・・そう思う・・・・」






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