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碧の島
第3章 自分の名前




すると、・・・直ぐにまた下地課長が来て・・・。


真琴ちゃんはニッコリ笑って部屋を出て行った・・・・(笑)


「あーーーすいません(笑)娘って聞きました????」


課長は笑って私の前に座り書類を広げながら言った。


「あ・・・はい(笑)年が近そうだから・・・なんか嬉しくて・・・お幾つなんですか???お嬢さん・・・」


私が聞くと・・・。


「あーーー・・(笑)26です、・・・未だに親離れ子離れが出来なくってねぇ~・・・ダメですね・・・・」


(笑)


「私と同じ年ですね・・・(笑)一緒に居れる時は・・・一緒に居た方が良いと思いますよ・・・・。」



そう言うと・・・課長は眼鏡を外し・・・私をジッと見つめ・・・。



「申し訳ない・・こんな話・・・・。」


・・・・・・・。




やっぱ・・・。



「ご存じ・・・なんですね・・・(笑)」



ギュッと膝を抱えると・・・・。



課長は目を細め私を見て・・・・。



「キク爺と私だけ・・・事情は存じております・・・」


・・・・・・・。





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