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碧の島
第4章 島の人達




若手3人はテーブル代わりのひっくり返したビールケースに酒を置き椅子に腰掛け・・・。


「なんか昨日可愛い子が島に来て~・・・俊也の胸にゲロったとかなんとか???(笑)ターミナルの一馬が言ってたけど?????」


そう言うのは信太。


ベテラン漁師の最近嫁が実家のある本島に家出中、孝雄は酒を飲み・・・・。


「東京の可愛い女がこんななんもない島に来て男漁り???(笑)俺今溜まってるから声かけて来るかな―?????」


ちょっと破天荒なこの男は酒に酔うとちょっと面倒くさい。


「えーーー???結構若い子っすよ???孝さんじゃ釣り合わないっすよ(笑)」


孝雄は現在37歳、


言い返してきた倫太郎の背中を軽く蹴り・・・・。


「お前等みたいなガキにはない大人のテクってもんがある訳よ~ッ(笑)(笑)」


そう言って意味深に指を動かす孝雄。


悪いやつではないが少し面倒くさい。




男の巣、漁協では・・・日々仕事を終えた漁師たちが一杯飲みながらこんなくだらない話をしていたり・・・・。








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