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友泉(ゆうみ)とたっくん・オムニバス
第1章 かあさんはぼくだけのアイドル
そして、8月の第3火曜日のことでありました。

佳子が経営しているモデル事務所に在籍をしているモデルさんのビキニのグラビアが掲載されている全国週刊誌が発売されまして、たっくんが働いているリジェールの女性スタッフさんの間で話題になっていました。

女性スタッフさんたちは、週刊誌に掲載されているビキニのグラビアを見まして『素敵ね。』『56歳で4人のお孫さんがいるおばあちゃんだけど、プロポーションは若々しくて素敵ね。』『うちのお母さんと同い年だけど、ゼンゼン違うわね。』と言う言葉が交わされていました。

たっくんにも週刊誌が回ってきましたが、たっくんはグラビアを見た後に大きくため息をついていました。

アタシはその頃、いつものようにZYの中にありますパン屋さんでサンドイッチを作る仕事をしていました。

たっくんはこの最近家に帰宅した後にアタシの乳房(むね)に抱かれてワーワーと泣いて甘えなくなっていましたので、アタシはさみしさを感じていました。

アタシが水着姿になりまして、たっくんの前でグラビアのポーズをしていても、たっくんはうつむきかげんな表情になっていましたので、やっぱりビキニの水着じゃないとダメなのかな…と思っていました。

そのまた上に、ベッドでふたりきりでいるとき、いつもだったらたっくんはアタシをギュッと抱きしめて朝までアタシを抱いたまま眠っていたのに、この最近は『明日早いから、もう寝る。』と言いましてすぐに眠ってしまうのでありました。

アタシは、そんなたっくんの寝顔を見てこう思っていました。

どうして…

どうしてたっくんは、アタシのことを抱いてくれないの…

キスだけでもいいから…

アタシのことを抱いてほしいの…
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