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黄昏異変 肉欲の奈落
第4章 春乱マン
 去年は「竿当てゲーム」だった。
 女は目隠しされ、バックから・・。
 難しい。何しろバックから挿入された「竿」の感触で判断しなければならない。
 太さ、長さ、硬さ。この三つが違うと先輩達が教えてくれた。
 でも、それを穴の感触で感じるのは至難の業。
 わたしはどちらかと言うとお穴にフィットする感触で見分ける。
 反り具合とか、エラの張り具合。
 一番太い貞夫さんと一番エラの張った忠雄さん、それから、とっても硬く反り返った博さんは分かるけど、あとは似たり寄ったりでよく分からなかった。
 もう一人はもちろん義男さん。ピッタリ嵌るからすぐ分かった。
 可哀想なのは、若い彩夏さんだった。興奮しすぎて0点。
 罰ゲームで調教される姿は見ものだった。
 前と後ろのお口を塞がれ、右と左からお乳をいじられ・・・。
 前から後ろからお汁が垂流し。罰と言うより、ご褒美ね。
 
 異常な光景を綴る日記の最後のページを見て、浩二はさらに驚いた。

 家に引き篭もるわたしを心配して、早苗がロロをプレゼントしてくれた。
 早速、ロロとお散歩した。楽しい。
 そしてきょうは、素敵な方と出逢った。
 乾さん。彼と散歩していると心が騒ぐ。
 ようやくたどり着いた平凡な暮らし、平穏な生活・・・。
 そこにまた、新しい波紋が広がる。
 もう少し若かったらそれもよかったのに。
 なんだか心が蕩(とろ)けそう。

 日記はそこで終っていた。
 まさか、このおぞましい日記の最後に自分が登場するとは。
 それに、犬友だと思っていた幸子さんが、「蕩けそう」か。

 (人生何があるか分からないものだ)

 そして今日の夜も、早苗とのSMの世界が待っている。
 様々なグッズ、あの調教部屋。
 想像しただけで浩二は興奮する自分を抑えられない。
 美しい早苗の裸身をロープで縛り、吊るすのだ。
 あの透き通るような白い肌をロープで・・・・。
 早苗がどんな反応をするか・・・、クッソー破れかぶれだ。あの乳房にロープの跡がくっきり残るまで締め上げてやるか。
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