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恋人たち 穢された初体験
第2章 オンナの子のカラダ
「ちゃんと答えないと、出させてあげないわよ」

令奈さんは、僕のものを再びしごき始めた。気持ちよさが全身に広がる。もう少しだ。もう少しで発射できそうだ。そう思ったときだった。令奈さんの手がまたもや無情にも僕のものから離れた。

「そんなぁ……」

僕は思わず声を上げた。

「出したいのなら、ちゃんと答えて。穂香ちゃんの写真を見ながらしたことあるんでしょう?」

令奈さんが、僕の耳元で囁いた。

僕は目をつぶって「……あります」と答えた。

「やぱりね。どんな写真?」

「制服姿のものや水着姿のものです」

何でこんなことを当人の前で言わなくちゃいけないんだ。僕は、悔しくて涙が出た。

「穂香ちゃん、大輔くんもあなたの写真をみて、自分でしてたんですって。これでおあいこね」

「ごめんね。穂香ちゃん。そんな恥ずかしいことして」

僕は穂香ちゃんに謝った。

「ううん、大輔くん、いいの。穂香のこと、そんなに好きでいてくれて、ありがとう」

穂香ちゃんは、僕のことを思ってくれてか、そう言ってくれた。普段なら絶対に言わないはずだ。気持ち悪いと嫌がるだろう。こんな状況だから出た言葉に違いない。でも、そう言ってくれて、僕の心は少しホッとした。

「相思相愛ってやつだね」監督が、嬉しそうに頷いた。「令奈ちゃん、大輔くんが可哀そうだから、そろそろ発射させてあげたら」

「わかりました、監督」

「そうだな、どうせなら穂香ちゃんの顔にかけてあげようよ。きっと二人とも喜ぶと思うよ」

「いい考えですね。そうしましょう」

何がいい考えだ。やらされる方は、たまったもんじゃない。
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