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完熟の森
第5章 誘惑の森
僕はもう止まらなかった。


草の匂いと理音の匂いが混ざって頭の中がトランス状態だった。


途中ゴムをしてない事に気づいたが止められず、無心で腰を振りまくっていた。


僕達の肌が当たる音が虫の鳴き声と一緒に聞こえた。


理音の中がぎゅうっと締まり、声を上げて崩れた。


僕は理音を片腕で抱えて支え、ギリギリの所で抜いてもう片方の手で自分のを持ち横の草に放った。



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