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復讐の味は甘い果実に似て
第6章 絶望へのいざない ~ひかるの告白~
 あたしは、もう、息をするのもやっとだったが、先輩の責めはさらに続く。
 やがて、あたしの奥からじんわりと尿意がし始め、それが少しづつ大きくなっていく。

「……ああっ、ダメ! ダメです! 漏れちゃう……漏れちゃいます!」
「ああ、それ、たぶん、おしっこじゃないから。そのまま出していいよ。」
 先輩は落ち着き払ったように言い、指と舌での責めを続けてくる。

「いやあっ! 絶対ダメ! ダメですってば!」
「いいって、おしっこでも。どうせ、お風呂だしさ。」
 あたしの抗議も空しく、先輩の刺激がさらに増していく。

「いやあっ! ダメええええっ!」
 あたしの尿意が限界を迎えると同時に、一番大きな快感の波が訪れて、あたしは秘部から漏れる音と同時に、悦びの声をあげた。
「……ああ、先輩ってば、ひどいです。あんなにダメだって言ったのに……。」
 思わず泣きそうになったあたしをよそに、先輩があたしの股間から濡れた顔を上げた。

「これ、おしっこじゃなくて潮だよ。気持ちよくなると出るんだって。」
「……そうなんですか?」
「うん、そういうことだから気にしないで。気持ちよくなってくれてうれしいよ。」
 先輩は湯船のお湯で顔を流すと、そのまま立ち上がって、あたしにキスしてくれた。

 そして、長いキスの後で、あたしは先輩に言った。
「……あの……続きはベッドのうえでお願いします。」

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