パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第7章 割れない数字　～恵梨の告白～

　やがて、今度は膣内のペニスの動きが激しくなった。
　もう、イキそうなのだろう。
　男の子は必死に腰を振り、わたしの膣内がもたらす快感の全てを貪ろうとしていた。
　
　そして、それは口の中のペニスも同じだった。
　激しく先走りを分泌し、わたしが亀頭に舌を絡めるたびにビクビクと悦びに震えている。

「ああっ、お姉さん、僕……もう……」
　せつなげな声で腰を振る男の子が訴えてきた。
　口をペニスで塞がれて、返事のできないわたしは、射精を促すように、口のストロークを速める。
「んっ！　んん！……んっ！」
　そして、わたしは、口と膣内で、ほぼ同時に射精を受けた。
　口の中のペニスがビュクビュクと脈動しながら、塊のような濃い精液をわたしの舌の上に幾度も放出していく。
　わたしは男の子たちに見せつけるように、唇で扱き上げるように精液を吸い出して、喉を鳴らして嚥下する。

　同時に、わたしの下腹部には挿入していた男の子の脈動がゴム越しに伝わってきていた。男の子は、射精の余韻を惜しむように、わたしからペニスを引き抜くと、たっぷりと精液を蓄えたコンドームを恥ずかしそうに自分のペニスから外した。

　ようやくわたしは、自分が堕ちていけることに安堵していた。
　
　ああ、わたしは、どうしようもないほど淫乱で、愚かな女だ。
　
　名も知らぬ男の子の腰使いを俊ちゃんと重ね合わせ、口の中と膣内で同時に射精を受けて昂っている、惨めで薄汚い女だ。
　
　もっと、もっと。

　もっと、わたしを、どうしようもないところまで堕としてほしい。