この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
復讐の味は甘い果実に似て
第9章 さよならという儀式 ~ひかるの告白~
 その時、濡れないところにおいてあった明日香のスマホが振動した。
 明日香はスマホを手に取ると、あたしに聞いてくる。
「……ねえ、今から浩二に、わたしたちがするの……聞かせてもいい?」
 明日香のお願いに、あたしはあっさりと頷いていた。

 これから、浩二君は、明日香の淫らな口奉仕の音を聞きながら、激しくオナニーをするのだろう。
 だが、その淫らな音の半分は明日香ではなく、あたしなのだ。
 ペニスを啜り上げる卑猥な音を電話で聞かれて、しかも電話の向こうでは、オナニーまでされていると思うと、あたしは自分がどうしようもなく昂るのを感じた。
「……いいよ、浩二君に、あたしたちのエッチな音、いっぱい聞かせてあげて……。」

 明日香はスマホをハンズフリーにして、先輩のお腹の上に置いた。
「……ねえ、浩二、今からあたしとひかるが、先輩をお口でイカせちゃうよ……音を聞きながら、いっぱいオナニーしてね……。」
 そして、明日香は先輩のペニスを根元から舐め上げて、あたしに手で合図を送る。
 明日香の合図で、あたしも明日香の反対側から、ねっとりとペニスを舐め上げる。

 先輩のペニスがビクンと跳ねるように震えて、溢れ出た先走りが、あたしたちの舌に糸を引いて飛び散った。
「ああ、先輩のおっきいちんぽ、暴れて、今にもイっちゃいそう……。」
 電話の向こうに聞こえるように、明日香は淫靡な言葉を紡ぎ出す。

 明日香は唇にたっぷり唾液を含ませると、唾液を塗すように唇を上下に動かしていく。
 唇が往復するたびにジュルジュルと卑猥な音が漏れ、亀頭から垂れてくる先走りも唾液に混ぜながら、明日香はさらに激しく唇を滑らせる。
 そして、あたしも明日香のを見よう見まねで、反対側から繰り返した。
 
 間違いなく、電話の向こうにも、この卑猥な音は届いているだろう。
 浩二君は、あたしたちが恥ずかしげもなく先輩のペニスに唇を這わせ、射精を待ち望む姿をイメージしながら、必死でペニスを扱いているのだろうか。

 淫らな想像があたしをさらに昂らせ、あたしはさらに激しく音を立てて、先輩のペニスを吸い上げる。

/237ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ