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第1章 あたしは最強魔法少女！

「やだ…来ないでよ…助けて…ぷうりん…」
そのぷうりんは、フワフワと上昇して、あたしから離れていく。
「ぷうりん…？」
「まろん、君は素晴らしい魔法少女だったぷぅ」
「…何…言ってるの…？」
「僕は君を、誇りに思うぷぅ」
「……」
「君の事は、決して忘れないぷぅ」
「あっ…！こらっ！待て！逃げるなぁ!!このクソブタぁぁ!!」

ぷうりんの姿は、見えなくなった…

男は笑いながら
「感動的な別れだねえ。さて、そろそろ死ぬ時間だ」
「そんな…死ぬなんて…ね…冗談だよね…？」
やつらの目は…本気だ…
「やだ…お願い…許してぇ…」
涙で、顔をぐしゃぐしゃにして命乞いしても、こいつらには 通じない…