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風俗ごっこ
第8章 8  ソープ葵のオプション3Pスペシャルメニュー
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「なぜそんなこと聞くの?」

 大介が来る日の前夜、明日は大介をどのように楽しませるかと言う話にな

った時、夫はいきなり「先日のバスルームでのプレイの時、本当は挿入され

ていたのではないか」と言いだした。

 話しているうちに分かったのは、自分としている時より大介に素股でして

いる時の方が喘ぎが激しく、より感じていたのではないかと言うのだ。

 どうやらあたしが大介の大きな男性自身に魅せられているのではないかと

言うことらしい。

「なぜって、女性からしたら大きな性器を入れてみたいと思うのは普通なの

じゃないのか?」

「バッカじゃない?おっきいの入れたからって気持ち良いものじゃないの

よ」

「だからと言って小さい方がいい訳じゃないだろう」

「小さくても感じるし大きくても感じない時もある。大きさは雰囲気を盛り

上げるアイテムみたいなものよ。それより大事な事が沢山あるでしょ」

 あたしは強引に否定したけれど、夫は納得していない。それはそうだ、大

きすぎたなら痛かったりする話を聞くけれど、実際どうなのかは自分で経験

してみないと分からない。

 大介のペニスに何度も接して、正直これを入れたらと言う気持ちにはなっ

て当然だと思う。手に握って扱くだけならともかく、フェラチオをして口に

出され、乳房で愛撫し、精液を飲んで、アナルにキスし、素股で性器と性器

をこすり合せ、アナルに精液を入れられた。ここまでしてまだセックスして

ないのだ。

 夫には済まないけれど、あたしの好奇心は本音の所入れてみたいと言う気

になっていた。ただ実際にする事とは別だと思う。それは夫に申し訳ない。

申し訳ないと思う反面、してはいけない事をする背徳感は、より興奮するの

も事実だ。

 夫にモニターで覗かれながら、アナルに精液を注がれてあたしはエクスタ

シーを感じた。

 そのエクスタシーはペニスの挿入などの刺激ではない。夫以外の男性のザ

ーメンを入れられると言う猟奇的で背徳の香りにまみれた状況に興奮したの

だ。
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