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女教師と男子生徒、許されざる愛の果てに~シークレットガーデン
第4章 哀しいすれ違い
 長瀬の住まいは一階である。一つ一つ順番に見ていくと、〝一○三〟と書かれたドアの右側に表札が掛けてあった。表札は二つ並んでいて、それぞれ〝ホア・ティン・グエン〟と〝長瀬大翔〟と油性ペンで書き込まれていたが、もう、かなり色褪せている。
 プラスチックの表札の真上にあるブザーを押すと、愕いて飛び上がるくらいの大きな音が鳴り響いた。
「はあい?」
 返事はすぐに聞こえたが、かなり待たされてからドアが開いた。
「あんた、誰?」
 顔を覗かせたのは濃い化粧の四十そこそこの女だった。N駅前の雑居ビルに入っているスナックに勤めていると聞いている。今はもう夕方の五時前だから、そろそろ出勤前の身支度をしているのかもしれない。
 本当はこんな時間帯でない方が良いのは判っていたけれど、チャンスは一度しかない。
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