この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
官能ショートショート『指と指の間』
第1章  
ホテルのベッドの上だった。
俺は座っている彼女の後ろにぴったりと身体を付け、両手で彼女の太ももを開かせた。
右手を伸ばし、彼女の脚の中央に手を差し込む。中指でなぞった。
彼女の割れ目はもう、濡れて開いていた。
割れ目の中央を何度も指でなぞる。
顔は彼女の肩に載せている。
彼女の耳元に囁いた。
「見て、こんなにぐちょぐちょだよ……」
「いやん、そんなこと……やらしいわ……」
一度指を離すと、濡れた中指を彼女に見せた。
「見て、ほら……」
「いやっ……」
指をまた濡れたところに戻す。
今度は、割れ目からその上にある彼女の小さな突起に触れた。
「ああ……」
彼女がわずかに仰け反る。
俺は不意に思いついた。
今年27歳になる静香は、見るからにお嬢様育ちで普段は“男など知らない”ような女に見える。
しかし、付き合い始めて三度目の逢瀬で、彼女は“そうでない”ことが分かった。
やはり、彼女もひとりの“女”だった。
10歳も年上の俺の愛撫に濡れ、脚を開き、俺のすることを拒むことなく受け入れる。
普段の清楚な彼女と、ベッドの上での淫らな肢体とのギャップが、また俺を興奮させ、彼女にのめりこませた。
そう、もっと彼女の“ギャップ”が見たくなった。
静香が一人でしているところを見たいと思ったのだ。
彼女は俺に身体を委ねた今でも、一人のときに“一人で自分を慰める”ようには見えなかった。
見たいと思った。
彼女に言った。
「俺の指を掴んでみて」
俺は彼女の突起を転がすのをやめた。
「俺の指を使って、自分のいいとこに当ててみて」
「え? こう?」
彼女は戸惑いながらも俺の手に自分の手を伸ばした。
俺の手を握ろうとした。
「いや、俺の中指を上から摘んでみて」
彼女は俺の中指を親指と人差し指で摘んだ。
俺は手の力を抜いた。
彼女は俺の指を少しずつ移動させ、あるところで止め、そこで添えた指を動かした。
「ここ?」
彼女は無言でうなずいた。
彼女に指を動かされながら、こりこりとした突起を転がす。
「ここが気持ちいいの……?」
「うん……」
そのまま彼女の動きに合わせていた。
しばらくして、その動きを止めると、今度は逆に彼女の手の上に俺の手を添えた。
「自分でしてみて」
「いやっ……」
「自分でするときのようにしてみて」
「いやよっ……」
/3ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ