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駆け上がれ、大人の階段!
第3章 ついに、決戦の時!
あわわ、と瞑った瞼の裏側で、思わず動揺してしまう。

この展開って……もしかして私、本当にセックスしちゃうの?

バクンと跳ね上がる心臓と一緒に、和真の指先で刺激されるアソコも疼く。

「あんっ、」とさっきのお漏らしのせいで羞恥心が限界を超えて開き直ってしまったのか、私は我慢することなく喘ぎ声を口にする。

どうしよう……ずっと出てるよ……

はあはあと息を整える間もなく、私は太ももの内側に流れ続ける生温かい感覚を感じていた。

もうベッドの上もびしょびしょで、腰の辺りのシーツには、自分の汗や、アソコから出ちゃったもののせいで、ひどく濡れていた。

和真はふっと私の秘部をいじっていた指先を止めると、そのままゆっくりと引き抜く。

びっしょりと濡れた彼のその手が、今度は私の乳房を優しく、そして激しく揉み始めた。

「あっ……」

どうやら全身が和真のせいで敏感になっているようで、ほんの少し胸を揉まれるだけで声が漏れてしまう。

すると彼は私の身体を強く抱きしめた。密着する肌が、互いの興奮する心を伝えるかのように熱を感じる。

心は恥ずかしがってるくせに、どうやら身体は違うようで、もっと刺激を求めるかのように、私も和真の背中に回した腕にぎゅっと力を入れた。

その時、ふと自分の下腹部に固い何かが当たったような気がした。
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