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狂わされた果肉
第1章 プロローグ 誘い水
 私は、校区から少し離れた小さな喫茶店で、増田と柿田から事情を聞いていた…

 増田(最初は、何時もの様に仁の校章を見て絡んで来たんですが~聖光高校のお坊ちゃんがデカイ顔して歩いてんじゃ~ね~って感じで、すると3人連れだった様でその1人が蛭田 好機って奴ナンですが…)

 私は、その蛭田と聞いた瞬間背中に悪寒が走った‼
柿田(アレ?美伽さん蛭田の事知ってるの?)

 私(えっぇ~ちょっとね…)実は、良く知っている中学の2年上の先輩で父親が警察署長だったのだけど当時から悪い噂しか聞いた覚えがない…レイプに乱行パーティー気に入った女性を見つけたら執拗に付け廻して弱味を掴むと脅して、オモチャにし俺ってモテモテだなぁ~とか言ってた本物のクズ男である。

 私も、去年一度偶々すれ違った折りに胸を揉まれ…

蛭田(外見じゃ判らなかったけど、スッゲッエ~乳してたんだなぁ~パッツンパッツンじゃんか~超美人だから目を付けてたけどまさか隠れ巨乳だったとは~たまんねぇ~なブラが弾け飛びそうだぜ)

 美伽(ヤッ…ヤメテ…放してイャ‼)ブラウスのボタンを千切り取られたが走って逃げ出せた1年前の事だけど思い出すのも腹立たしい…

増田(美伽さん聞いてますか?話し続けますよ?)
美伽(えっぇ~)
 増田(蛭田の野郎が橘 美伽ってお前知ってるか?って仁さんに訊いたんで、思わず俺が美伽さんは、仁さんの彼女だぞって言ったら…蛭田の奴ナイフ出してニヤニヤしながら美伽の奴、随分と良い女に成ってるじゃないか~羨ましいねぇ~もうアイツの処女ま◯こヤっちゃったぁ~?俺も美伽のパンティをこのナイフで…)
 そこで 仁さんが…キレて殴ったんですが蛭田は、顎を骨折蛭田の連れ二人が抱えて逃げたんですが…

 それが昨夜の事です。朝になって何故か蛭田の連れの1人を仁さんがナイフで刺して逃げた事にされて、慌てて仁さんに連絡しようとしたんですが繋がらなくて悩んで居たところに蛭田から警察を使って鑑別所に仁さんを監禁してるって言って来たのが昼過ぎだったんです…。
 美伽…そ、そんな…大変!!どうしたら…うぅ…。
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