この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
サディスティック・マリッジ
第13章 Wデート

スッと琉の手が差し出され、愛里咲の身体がビクリと大きく跳ねた。
フッと一瞬、琉の口元が緩む。
だがすぐにまた、不機嫌な声で”返せ”と愛里咲を睨み付けた。
「りゅりゅっ、琉ちゃんが一緒に行ってくれないならっ…さっ、佐藤さんに私の相手も探して貰ってWデートしてくるから‼︎ 」
怖くて琉の目を見れずに、愛里咲はそう言い放つと琉の携帯画面を覗いた。
バシッ
間髪入れずに、琉が愛里咲から携帯を取り上げる。
恐る恐る琉を見上げる愛里咲。
琉は暫く愛里咲を睨んだ後、はぁーっと小さくため息を吐き出す。
「……お前の言いなりになってやんの、すげームカつく」
言いながら、琉の手は携帯画面を滑り、佐藤へと電話を掛けていた。
フッと一瞬、琉の口元が緩む。
だがすぐにまた、不機嫌な声で”返せ”と愛里咲を睨み付けた。
「りゅりゅっ、琉ちゃんが一緒に行ってくれないならっ…さっ、佐藤さんに私の相手も探して貰ってWデートしてくるから‼︎ 」
怖くて琉の目を見れずに、愛里咲はそう言い放つと琉の携帯画面を覗いた。
バシッ
間髪入れずに、琉が愛里咲から携帯を取り上げる。
恐る恐る琉を見上げる愛里咲。
琉は暫く愛里咲を睨んだ後、はぁーっと小さくため息を吐き出す。
「……お前の言いなりになってやんの、すげームカつく」
言いながら、琉の手は携帯画面を滑り、佐藤へと電話を掛けていた。

