この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
失恋しても好き過ぎる
第8章 8


「月、泣いてる……?」


「泣いてるよ!」


「何で………?」


「何でって!分かんないの?」




涙を頬に流した私を見て、不思議そうにする央に、真剣に聞くと、




「俺の事、好き?」




央が首を傾げながら聞いてきた。


…好きだよ!



好きさ!



当たり前じゃん!



そんな、簡単に嫌いになれないよ!



でも、……もう言わない。



一生言ってやるもんか!





「嫌い!大嫌い!彼女とお幸せに!」




涙をふきながら言い放つと、今度こそ央の体を押し離して、玄関に向かって歩き出す。





「月、待って」




後ろから央の声が聞こえたけど、そのまま振り向く事はなかった。


/152ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ