この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
失恋しても好き過ぎる
第9章 9



「怜(れい)さんだ。呼んでみ」

「れ、れ、課長!」

「お前、本当バカか」


華の金曜日。今はプレミアムフライデーと言うべきか……。仕事終わりに課長から映画に誘われ、今映画館にいるというわけだ。桐原課長の名前は、桐原 怜(きりはら れい)。怜さん、というらしい。名前知らなかった……。


「付き合ってんだから、名前で呼べよ。ほら、もう1回」

「も……もう1回!」

「さくらんぼの大塚愛真似してんじゃねーよ。似てねーから」


こんなに課長って毒舌だったっけ。薄暗い映画館の椅子に並んで座ったまま、


「怜さん、映画館では静かに!」


そう言うと、課長は急に大人しくなった。
/152ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ