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不倫のはて
第1章 孤独の渦


「いってらっしゃい あなた。」

「・・・・。」

 夫の健介は 目を合わすことなく
振り返ることなく 何も聞こえないかのように
玄関ドアを開け 仕事に出ていく。

 私が見えてない・・・ 
空気のように
笑顔を崩さないように
そこに たたずむ。






 玄関ドアが パタリと
閉め切ると 我慢できず
小さなため息をついた。
必要とされていない。
わかってる・・ 
毎朝 無駄なこと
でもこうして夫を 見送ることが
私のプライド

 

 リビングから一人娘の高校一年になる美鈴が
バタバタと急ぎ足で トーストをかじりながら
「ママ また遅刻遅刻。
いってきまーす。」
「いってらっしゃい 気をつけてよ。」
自転車をこぐ 娘の後ろ姿を
窓から見えなくなるまで 見送る。


 誰もいなくなった リビングは
聞くでもない 見るでもないテレビの音だけが
響いている。



 二人の朝食の
後片付けをしながら
夫との関係がこうなったのは
いつからだったのか
もう 思い出す
ことも出来なかった。



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