この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
会社のドSな後輩王子に懐かれてます。
第6章 会社の同僚「蛇塚さん」





────名前で、呼ばれた。




そうだ、彼との約束はもう一つあったんだっけ。








『身体を重ねるときだけ名前呼びにしてください』








「…うん。くろ、する。」



なんだか、「黒哉」としっかり呼ぶのは照れるから、
毎回あだ名のように省略してしまう。
そっちの方が呼びやすいし。

私は身体の向きを変え、
白馬くんの背中に手を回した。

そして、そのままそっと口づける。


……欲情した彼の表情。
それを見るたび、全身が熱く反応してしょうがない。

「好き。くろ、好き。」
「…はっ…、すげぇ煽るじゃん。」


言うやいなや、
彼は獲物に喰らいつくように私の唇を塞ぐ。

待ち望んでいた濃厚なキス。
歯列をなぞられるだけで身が震え、
舌先で舌の輪郭をなぞられればピリッと甘い快感が走る。

たまらない。
呼吸を忘れるほど舌を絡めあって、
伝えきれない「好き」を伝えるこの感覚。

まるで、キスだけでセックスしてるみたい。


「んむ…んぁ……っ、ちゅ、んん……」
「ん…、くちゅ…っ、は、可愛い、もっと感じて…?」

熱に浮かされた表情。掠れた声と吐息。

視覚と聴覚からも犯されてるみたいで、
ゾクリと身体が甘く震えた。

「ん…、くろ、好き。ちゅ…っ、んん…もっといっぱい……」


私は彼の首にゆっくりと手を回し、催促する。
私から舌を絡めるのは初めてかもしれない。

すると、彼はタカが外れたように熱い舌を捩じ込み、
私の口内を貪った。
味覚が狂ってるのかな。送られる唾液が甘い。


「は…ん、ちゅっ…くちゅ…っ、はぁ、ユイ…好き、マジで可愛い……」
「んんっ…あ、ん、んんぅ……っ、はぁ…」


キスしながら白馬くんが服の下に手を這わせ、
私の脇腹を撫でる。
気持ちいいような、くすぐったいような感覚。

思わず身を捩ると、身体を這う彼の手がブラのホックを器用に外し、胸の下に侵入してきた。


「クスッ…、触ってないのにもう勃ってるし…。エッチな身体。」
「ひぁあ…ッ」


乳首を指でなぞりながら、
耳元で卑猥な言葉を囁かれ、声が漏れる。

まだ上しか触られてないのに
もう快楽に溺れ始めてるとか、私ホント淫乱だ。
手遅れなほど、白馬くんに従順すぎる身体になってる。


彼からの刺激が全部気持ちいい。



/269ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ