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第6章 会社の同僚「蛇塚さん」

あぁもうだめ、またイッちゃう…。

ナカが壊れたように痙攣を繰り返し、
全身が快感に支配される。
それでも白馬くんの腰の律動は止まらない。


────それどころか。


グチュンズチュンッ！パチュン！パチュンッ！

「やっあっあっ、そこっ…きもち…おかしくなる…っ！んぁあっ！」


私の弱いところに強く当たるよう、
狙いを定めて擦られる。

もっと快楽に溺れろとでもいうように、
乳首まで指でいじめだされたらどうしようもない。

怖いほどの絶頂感。



「あッ…はっ、も、ダメっ、くろっ、イクッ、イッちゃう…っ！」
「…は、イッて…、ユイ、可愛いイキ顔見せて…？」



私の頬に手を添え、
甘く、切なく、掠れた声で囁かれる。
そんな風に言われたら、どう足掻いても止められない。

襲いくる大きい快感。
私を追い込むように一層激しくなる腰の律動。


もう、限界だ────







「くろッくろ…っんぁあああぁああ…！！」
「…っ！」



その瞬間、
私達の狂った身体は最高潮に達した。

私は身体を思い切り仰け反らせながら、
絶頂の波をひたすら受け止める。


「はっ…んぁっ、は……っ」
「…よかった、今回は意識飛んでない。」

白馬くんがホッとしたように私を抱きしめる。
温かい。安心する。

私もそっと彼を抱きしめ返す。


「ん…、ありがとう、抑えてくれて。」

気持ちを伝えたくて彼の首筋にキスを落とすと、
彼も答えるように私の髪に優しく口づけた。


…もう、好きで、愛おしくて、仕方ない。













────二人で、服を着ないまま抱き合って眠る。


意識が飛ばなかったとはいえ、
激しい行為に私の身体はバッキバキ。
腰が痛くないだけ全然マシなんだけどね。

…最後まで彼は優しくて、
私が眠るまで頭を撫でてくれた。

彼の体温が心地よくて、安心して。


意識があったから沢山お話ししたかったのだけど、
やっぱり身体はもう限界だったようで。


少しの会話のあと、
私は瞬く間に夢の世界に堕ちていった────