この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
会社のドSな後輩王子に懐かれてます。
第7章 小さな変化


「では、今から下着を買いに参りましょう!」

「…えっ。」


ピシッと身体が固まる。

蛇塚さんと下着を買いに行くの?
私の下着を?
今から??

戸惑いを隠せない私を、
蛇塚さんが準備するよう急かしてくる。


「さぁさ、早くお着替えになって!黒哉様が狼になるような下着を探しますわよ!」


あ、あれ以上狼になられても困るんだけどなぁぁぁ!

蛇塚さん素の白馬くん知らないから、
草食系王子みたいなイメージあるのかな。

…下着を一緒に買いに行く、か。
恥ずかしいけど、協力してくれるのは
すごく有り難いことだよね。


「…うん、わかったよ。ありがとう蛇塚さん。」


私が観念したように笑うと、
彼女もまた、嬉しそうに笑った。

















────「ムリムリムリ、ぜっったいムリ!!」

「あら、これくらい攻めて丁度いいくらいですのに。もっと大胆にいきましょう?」


下着屋さんにやってきたはいいけど、
さっきから蛇塚さんがスゴいのしか持ってこない。

いやそれもはや紐じゃん。
なにその防御力皆無な下着。

私が全力で否定すると、
蛇塚さんは口を尖らせながら
しぶしぶ元の位置に戻した。


「こう、もっと布面積が広いやつにしない?私そこまで大胆になれるキャラじゃないよ?」
「布面積が広め……。では、これとかいかが?」


ヒョイと見せてきたのはフリッフリの白の下着。
すごいや、半分以上フリルだよそれ。
もはや紐とフリルで構成されてるといっても過言じゃないよ。


「で、できればもう少しフリル抑え気味がいいです。」
「うーん、布面積が広めでフリルも少なめ……と、なりますと……。」


そう言いながら、様々な下着を物色しだす蛇塚さん。
すごいなぁ、本当に女子力が高くて尊敬する。
蛇塚さん絶対カッコいい彼氏いるよ。


「これ!ユイさん、これならよろしいのでは?!」


バッと見せてくれたのは、セクシーな白のベビードール。

ミニワンピースのような見た目ながらも、
腰元に大きくスリットと、
透けた花のレースがあしらわれている大人な感じ。

大事なところは守られてるとはいえ、
胸元ギリギリまで透けてるのが気になるけど。


「うん、これなら着れるかも。」
「やっと合格頂きましたわ〜!ではこれで決まりですわね!」

/269ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ