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第5章 事件をマスコミはこのように報道した

　福井県坂井市山竹田の旧山竹田小学校で起きた謎の爆発は、一部のネット愛好家が指摘していたとおり、関西のNPO法人が物理学上の実験をして、失敗が爆発を招いたことが確実視されています。
　地元の人によれば大きな爆発音が聞こえ、飛行機が落ちてきたような衝撃があった、ただし爆発物が家や田畑に飛んでくることはなかったとのことで、地元の消防団が爆発原因を探し回ったところ、今は廃校となった旧山竹田小学校の屋根が落ちていた、とのことです。崩れた屋根の下敷きになった研究員と思われる５人の若者が死体で発見されました。

　小学校は煉瓦造りの建物で、レンガでできた壁の部分が全く見当たらない、飛び散った痕もないとのことで、NPO法人がSNS上でタイムマシンの起動実験を行なうと言ってることから、レンガのみが時空を超えてワープしたのではないかという仮設を投稿するネットユーザーまで出て来ています。

　というのも全国各地でレンガが目の前を飛び去っていったとか、前を歩いていた人にどこからかレンガが飛んできて、人も一緒に消えてしまったとか、レンガの直撃を受けた高齢者の男性が若い女になったとか、そんな投稿が相次いでいるのです。