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幼馴染以上恋人未満
第7章 真実。
~紘杜目線~
佑夜がいなくなったのを見届けて、俺はその場にしゃがみ込んで膝を抱える。
情けねぇな、俺。
あんな必死になって弥生探してる佑夜見て、イイな、二人は。
羨ましい・・・。なんて呟いちまった。
佑夜に聞こえてたらどうしよ。
そう考えただけで、頬がほてる。
でもー・・・。
ホントの本気で羨ましかった。
俺には、そういう風に思ってくれる人なんて、いないから。
いつだって俺は騙される。利用される。
使えなくなったらポイ、だ。
だから俺は悲しくないように、
もうつらい思いしないために、
感情を閉ざした。
二度と、人に心なんか開かない。
そう、思ってたのに。
あの二人は違った。
ホントに信じてた。
だから、守りたかった。
なのに・・・。
俺はまた利用されて、二人を傷つけた。
俺に幼馴染に戻る資格はもう、ない・・・。
佑夜がいなくなったのを見届けて、俺はその場にしゃがみ込んで膝を抱える。
情けねぇな、俺。
あんな必死になって弥生探してる佑夜見て、イイな、二人は。
羨ましい・・・。なんて呟いちまった。
佑夜に聞こえてたらどうしよ。
そう考えただけで、頬がほてる。
でもー・・・。
ホントの本気で羨ましかった。
俺には、そういう風に思ってくれる人なんて、いないから。
いつだって俺は騙される。利用される。
使えなくなったらポイ、だ。
だから俺は悲しくないように、
もうつらい思いしないために、
感情を閉ざした。
二度と、人に心なんか開かない。
そう、思ってたのに。
あの二人は違った。
ホントに信じてた。
だから、守りたかった。
なのに・・・。
俺はまた利用されて、二人を傷つけた。
俺に幼馴染に戻る資格はもう、ない・・・。