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第1章 しほこ（32歳)～やさしく奪って

（ザザーン、ザザーン、ザザーン、ザザーン、ザザーン…ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…)

時は、８月の第３金曜日の深夜１時過ぎのことでありました。

場所は、伊予市の五色姫海浜公園の近くにあります一戸建ての家にて…

暗やみの４畳半の寝室に聞こえているのは、近くのビーチから聞こえてくる波の音とアタシ・しほこ（32歳)の乳房（むね)の奥で聞こえている鼓動の音だけでありました。

この時、ダンナはすやすやと眠っているアタシが寝ているふとんの中に忍び込みました。

ダンナは、アタシのふとんの中に入った後に眠っているアタシのくちびるにキスをしました。

（クチャッ)

ああ…

ダンナのくちびるがアタシの身体にふれたみたいだわ…

ダンナは、アタシのくちびるにキスをした後にふとんの中へ潜り込みました。