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育児ママたちのひと夏のタ・イ・ケ・ン(ウフフッ)
第3章 あおい(29歳)~せみしぐれが鳴く黄昏時
「あおい、ああ、あおい。」
「くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…」
「あおい、ああ、泣かないでよぉ、泣かないでよぉ。」
「くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…」

ダンナは、必死になりましてアタシをなぐさめていました。

アタシが泣いてばかりいたので、ダンナはものすごく困っていました。

結局、ダンナは赤ちゃんを作ることを一度とめて、泣いているアタシをギュッと抱きしめるところからもう一度やり直すことにしました。

ダンナはふとんの中でアタシの身体をギュッと抱きしめて、キスをした後にそのまま眠っていました。

アタシもダンナの胸に抱かれて夢心地に包まれて眠っていました。

しかし、アタシは知らないうちに排卵日を逃していたので、赤ちゃんを作ることはできませんでした。

【おしまい】
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