この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
社長息子は受付嬢を愛慕う(仮)
第5章 もう一人の社長息子

(どうしよう。
私一人じゃ……)

な、なんと!
電話から戻って来た朝陽は、『急用が出来たから、先に帰るわ』と言い残して、私を置いて帰ってしまったのよ。
この情況で一人残されるのは、はっきり言って辛い。

(朝陽のせいなのに、もう!)

あんな立ち回りをしたせいか、こちらを見る女性社員の目がね、まだ冷たいまま。
そして三科さんが、まだ私の隣に居るのも冷視される原因の一つ。

「金森さんが帰ってしまてまったのに、夏目さん一人になんてしておけないよ俺は」
「い、いえ、私は一人でも……。
皆さん、三科さんと話したがっていますし」
「だ か ら 余計に一人には出来ないよ。俺もね」

要するに、私を餌にこの飲み会を乗り切ろうという、三科さんの意図が丸わかり。
囲み責めが大変なのも理解出来るけど、私の身にもなって欲しい。

「……ありきたりな質問だけど、夏目さんは彼氏とか作らないの?」
「あまり……。
出逢いも無いですし、三科さんと同じように仕事が大事なんです」
「金森さんも?」

朝陽??
どうなんだろう。
毎回こうして飲み会とかに参加しているんだから、彼氏を作る気はあるとは思う。
……今は誰とも付き合っていないらしいけど。

「朝陽は……機会があれば作ると思います。
でなければ、こうして毎回毎回飲み会に参加しませんよね?」
「まぁ確かに。
金森さんって、うちの社員でも人気があるから、簡単に彼氏が出来そう」
「私もそう思いますよ」

/437ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ